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ロサンゼルス近郊には いくつか日本の幼稚園(プリスクール)があります。

アメリカのkindergartenは日本語訳すと「幼稚園」なのですが、扱いとしては小学校1年生です。日本の幼稚園はアメリカのプリスクールやデイケア（保育園）です。

日本のプリスクールのリストは在ロサンゼルス日本国総領事館のウエブサイトで探すことができます。保育料 (10-11 時間/日) はだいたい月$960-$1175 ほどで、園によって毎日一日 2 回スナックを出し てくれるところもあれば、一日 2 回のスナックの上にさらにランチまで出してくれる働く 親にはありがたいところもあります。この幼稚園にかかる保育料は日本に比べてはるかに 高く、もしも子供が2人、3人 などいる家庭では、月に$2000 ドル、$3000 ドル、がプリスクール代に消えてしまうことになり、生活費の大きな部分を占めてしまいます。 これは決 してカリフ ォルニアにある日本語の幼稚園が特別だからというわけではなく、現地ローカ ルの幼稚園はもっと高いところがたくさんあります。

近年カリフォルニアでは このプリスクールやデイケアなどで 4 歳児リクルート問題が 起きているようです。これは何の問題かというと、いままで公立小学校は5歳で入学だっ たのが、年齢引き下げで4歳で入学できるようになりつつあるからです。親としては少し でも早くお金のかからない公立小学校へ子供を入れることができるのならそれに越したこ とはありません。

2023-2024 enrollment から 4/2/2023 までに4歳の誕生日を迎える子供は 2023 年 9 月の新学期から小学校へ通えます。(2024-2025 は 6/2/2024 までに4歳の誕生日を迎える子供が 対象。2025-2026 は すべての4歳児が対象) 日本の基準から考えれば、4歳児がもう小学生?それはいくらなんでも早すぎる、と思う 方もいるかもしれませんが、4歳児が突然、小学1年生になるというのではなく、小学校 で幼稚園部門が合体している、と いうカリキュラムになります。

アメリカでは今までも、 すでに小学校1年生のまえに、キンダーガーデンクラスと このキンダーガーデンクラス の一つ前の Transitional Kindergarten (TK 略) というクラスがあり(キンダーと TK は 両方とも オプショナルで、義務教育ではありません) 今まで TK は5歳から入学可能だ ったのが、入学可能の対象年齢が低くなって4歳から入学できるという状況になっていっ ているということです。親にとって金銭的にありがたい対象年齢引き下げですが

子供にとっても、同年代だけではなく自分と年の差の離れた様々な子供たちと同じ校内で 学ぶことができるというのは、とても良い勉強、経験になる一石二鳥カリキュラムだと想 定します。