UCLAがダウンタウンのトラストビルディングを購入

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ロサンゼルスにある有名大学のひとつUCLA(TheUniversityofCaliforniaLosAngeles)が
ダウンタウンロサンゼルスにある334,000Square-footもある歴史あるランドマークトラストビルディングを購入したと7月に公表しました。

これは去年の2022年9月末にRanchoPalosVerdesにあった小さなカソリック系の大学、
MarymountCaliforniaUniversity(2022年8月閉校)が歴史を閉じ閉校後、
UCLAが$80-millionで購入した件に、続くUCLAキャンパス拡張ニュースになります。

UCLAは2022年の秋、6,500人の生徒募集に対し、およそ150,000人の入学志願が集まり、
かなり厳しい倍率となりましたが、現在のWestwoodのキャンパスではこれ以上生徒募集は増やせない状況なので、
今回のキャンパス拡張により2030年までに学部生を約3000人、大学院生を約350人増やすことを目標に進んでいます。

今回UCLAがダウンタウンLAに購入したビルディングは11階建てのArt-Decoスタイルの元金融トラストビルディングで、
購入価格は公にはされていませんが、推測$40-million以下とされています。(この価格は市場半額以下と言われています。)

この建物は、いっとき、西部のウォールストリートともてはやされていた時代に、
市内最大の金融機関の1つであったタイトルインシュアランスアンドトラスト社の要請により1928年に建設されました。

同社は1977年に同じダウンタウンの新しいオフィスタワーに移転するまでこのビルディングを本社として使用していました。
この印象的な建物は、大理石、真鍮、ブラックウォールナット材などの仕上げで威信と権力を示すように設計されており、
近年ではバットマンなどのファンタジー作品の撮影場所として使用されたこともあります。

ダウンタウンLAはまだまだ治安も悪くビルディングのまわりには多くのホームレスも見かけるような場所ですが、
今後UCLAキャンパス拡張に連れ、もっと多くの人々、レジデンス、ビジネスを増やし、
市内および世界中から人々を集める活気に満ちた都市の中心地となっていくことが期待されます。

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